先日の高槻クラブの例会の講師は、五輪銀メダリストの朝原宣治さんでした。

北京オリンピックでの4×100mリレーのお話しは、感動的でした。他にも陸上競技について、初めて聞くことばかりでした。

中でも印象に残っているのは、4×100mリレーの齋藤仁志補欠選手の活躍。

非常時にしか出場が叶わない補欠選手の努力とその絶好調ぶりに、安心感とは裏腹に、刺激を受け緊張感を持って頑張れる。

あとは、今、陸上競技指導者であり解説者の朝原さんだからこその本音も含めて、陸上競技の盛り上がりを消さないためにも、現役競技者・選手の頑張りと支える企業や人にも期待をされていることも現実的なこととして共感しました。

質疑応答では、コロナ禍や不景気に左右されるのではないかと危ぶまれている実業団については、日本独特の実業団というものに感謝の気持ちを述べられていました。

東京オリンピックがあるからこそ、スポーツ界はバブル的に盛り上がりがあり、その反面、コロナ禍も相まって東京オリンピック後の、スポーツ界のことを心配されていました。

実績を出された朝原宣治さんだからこその、心に響く講演でした。

とても気さくなお人柄で、人に感動を与える魅力いっぱいの人間力の持ち主です！力をいただきました。ありがとうございました。